研修にあたって

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佐倉病院の臨床研修

より質の高い医療を安全に提供し、地域に貢献

佐倉病院の写真
東邦大学医療センター佐倉病院は、
1.質の高い医療を安全に提供する病院
2.地域に貢献する病院
3.人間愛を共有する病院
4.楽しく明るくチャレンジする病院
5.良き医療人を育成する病院

を病院の理念に東邦大学建学の精神である「真理の探究と知の実践を通じ豊かな人間性を身につけ、実学を持って社会に永続的に 貢献する」ことが実践できる研修医の育成を目指しています。
病床数(405床)   外来患者数(1046人/日)   入院患者数(337人/日)

病院長からのメッセージ

病院長 鈴木 啓悦

「自らの成長を追求する姿勢を持ち、チームワークと
 信頼関係を構築する力を養う」


 病院長 鈴木 啓悦

どのような研修医を望まれますか?

研修医として求められるのは、患者さんを第一に考え、自らの成長を追求する姿勢を持った方々です。医療の現場は予測不能な状況が多く存在します。その中で、柔軟性を持ち、チームワークを大切にし、課題に対して積極的に取り組む姿勢が重要です。また、医学知識や技術を習得するだけでなく、人間性や倫理観を育むことも大切です。挑戦を恐れず、責任感と誠実さを持って行動する研修医を歓迎します。

研修病院としての佐倉病院は?

東邦大学医療センター佐倉病院は、地域医療の中心として、高度な医療技術と細やかな患者対応を兼ね備えた施設です。私たちは、幅広い診療科や専門領域を提供しており、研修医の皆さんが多様な症例を経験し、学びを深める場を提供します。また、指導医やスタッフは研修医の成長を全力で支援し、安全で充実した学びの環境を整えています。佐倉病院は、診療科や部署ごとの垣根が低く、みんなが挨拶しあうような温かい職場です。患者さん一人ひとりとの関わりを通じて、医療の本質を学ぶ機会が得られるでしょう。

研修医へのアドバイス

臨床研修は、多くの学びと時に試練が詰まった時間です。新たな成長に向かって挑戦し続けることはとても大切ですが、同時に休息や自己ケアを怠らないことも忘れないでください。疑問を持つことや指導医に質問することを恐れず、知識を深める努力を続けてください。そして、医療の現場では患者さん、家族、そしてチームメンバーとのコミュニケーションが非常に重要です。技術だけではなく、信頼関係を築く力を養いましょう。困難に直面したときは仲間や先輩に頼り、一緒に解決策を見つけていく姿勢を持つことが成功への鍵です。

東邦大学医療センター佐倉病院 初期臨床研修プログラムへようこそ

佐倉は、幕末に蘭医学塾「佐倉順天堂」が佐倉藩に設置され、西の適塾と並び西洋医学発祥の地の一つとされています。この歴史ある地で、私たちは「病気を診ず、人を診ること」をモットーに、初期研修医教育を実践しています。
近年、医学の進歩に伴い専門分化が著しく進んだため、人を治すのではなく、病気だけを治すという、本来の姿からかけ離れた医療が行われるという弊害が生じています。どの診療科であっても、医師は患者さんに寄り添い、病気を全人的観点からとらえて診療にあたる必要があります。全人的医療を身につけるためには、初期研修の2年間が極めて重要です。佐倉病院では、各診療科の垣根を越えた総合的な診療と、多職種によるチーム医療を通じて、患者さん中心の全人的医療を習得していただくことを目指しています。

佐倉病院臨床研修責任者 教育支援室 室長 松岡克善
佐倉病院臨床研修責任者
 松岡 克善

東邦大学医療センター佐倉病院の初期臨床研修プログラムについて

佐倉病院の初期研修プログラムは、「より良き臨床医」すなわち、思いやりにあふれ、卓越した医学知識と技術を備え、全人的医療を実践できる医師の養成を目指しています。そのためには、単なる経験量を目指した研修ではなく、目の前の一人ひとりの患者さんを丁寧に診ながら診断や治療の過程を学んでいくことを重視しています。また、その過程では、さまざまな職種のメディカルスタッフと連携するチーム医療の重要性も体得していただきます。このようなプロセスを繰り返すことで、医師としての人格を涵養し、チーム医療を実践し、患者さんを全人的に診る診療能力を身につけることができると考えています。

佐倉病院における研修のアピールポイント

初期研修プログラムで全人的医療を身につけるためには、内科・外科での研修が特に重要です。佐倉病院の内科は、消化器内科・循環器内科・呼吸器内科・糖尿病・内分泌・代謝内科・脳神経内科・血液内科・腎臓内科・膠原病内科と、すべての専門診療科がそろっています。これらの専門診療科が佐倉病院内科学講座として一体的に運営されています。そのため、診療科間の垣根が低く、複数の疾患を抱える患者さんに対しても、各科の専門医の助言を得ながら、総合的な診断・治療にあたることができます。これは外科学講座でも同様です。
また、佐倉病院は地域の基幹病院として、多くのcommon diseaseの患者さんの診療にあたっており、特に救急外来では初期研修医がファーストタッチで患者さんの診療にあたっています。一方で、大学病院として高度な先進医療も提供しており、地域の基幹病院での医療と大学病院での医療の両方をバランスよく経験できる環境が整っています。さらに、佐倉病院は職員間のコミュニケーションが良好で、研修医にとって大変働きやすい職場です。

研修風景

研修医数  1年次研修医 : 19名
        2年次研修医 : 19名
臨床研修指導医数     : 117名

佐倉病院教育支援室より

当院は最新の医療技術と充実した教育環境を提供し、研修医の成長を全力でサポートします。多様な診療科での実践的な研修を通じて、幅広い知識と技術を身につけることができます。また入職時のオリエンテーションにてチーム医療を意識した研修を行うほか、指導医講習会と合同で行う研修医ワークショップでは、屋根瓦式教育の構成員である研修医に教育者としてのマインドを意識・涵養させ、将来指導医としての立場になった時の研修医に対する教育の認識を持ってもらいます。研修医室は個人毎に机が確保され、電子カルテの閲覧や文献検索が可能なパソコンも設置し自修・休憩の環境も整備しています。患者さんに寄り添い、チーム医療を実践する医師を目指す皆さんのご応募をお待ちしております。

お問い合わせ先

東邦大学 医学部
卒後臨床研修/生涯教育センター

〒143-8540
東京都大田区大森西5-21-16
TEL:03-3762-4151(代表)